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永峰咲希、三角ネックのパターが好調 シャフトも軽めでシンプルに【勝者のギア】

永峰咲希、三角ネックのパターが好調 シャフトも軽めでシンプルに【勝者のギア】

配信日時:2020年9月14日 12時07分

女子ツアーでは珍しい“三角パター”で優勝を手繰り寄せた
女子ツアーでは珍しい“三角パター”で優勝を手繰り寄せた (撮影:佐々木啓)
<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 最終日◇13日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6640ヤード・パー72>

トータル12アンダーで、2年5カ月ぶりとなるツアー2勝目をメジャー優勝で飾った永峰咲希。前半はバーディチャンスを確実に決めボギーなしの3バーディ。10、11番もバーディとし首位に立ったが、ここで「優勝を意識しました」と気持ちに変化が現れ、そこからは「押し潰されるようなプレッシャー」との戦いを続けた。12、16番でボギーを喫するも、追いすがる多数の11アンダーグループの追走を前半の貯金でしのぎきった。

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これが歴史ある大会の重み。初優勝から2勝目がなかなか訪れないなか、課題に挙げるパッティングを「単純に技術が足りなかった」と振り返り、昨オフから分析と改善に取り組んできた。「アース・モンダミンカップから、昨年まで確率の低かった距離のパッティングが入るようになって少しずつ自信が出てきた」と、一風変わったテーラーメイド『トラスTB-1』パターにも手応えを得ていた。

同パターはネック部が三角形の板のような形状で、インパクトのブレを減らすモデル。起伏の激しいグリーンで、永峰が奪ったバーディの多くがスライスライン。強く打てない距離も、長い距離も、転がり過ぎずに距離感が合っていた。

また、今年の軽井沢から1Wのシャフトを変更。ずっとフジクラの60グラム台のSRを歴代使用してきたが、昨年から取り組むスイング修正のなかで、初めて50グラム台のSへと変更したという。

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