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葭葉ルミが“脱・飛ばし屋”宣言? 「無理をしない」ティショットで単独首位発進

葭葉ルミが“脱・飛ばし屋”宣言? 「無理をしない」ティショットで単独首位発進

配信日時:2020年9月4日 19時31分

最終ホールをバーディ締めでヒジタッチ 葭葉ルミが単独首位発進を決めた
最終ホールをバーディ締めでヒジタッチ 葭葉ルミが単独首位発進を決めた (撮影:米山聡明)
<ゴルフ5レディス 初日◇4日◇GOLF5カントリー みずなみコース(岐阜県)◇6571ヤード・パー72>

「ゴルフ5レディス」第1ラウンドは、葭葉ルミが7つのバーディに加えボギーフリー。完璧なゴルフを見せ、単独首位発進を決めた。

これが“ニュースタイル”葭葉ルミの最新ドライバースイング【連続写真】

1番からスタートすると、セカンド以降のショットがピンに絡む。7つのバーディのうち、6mを沈めた16番以外はいずれも1〜2m以内のチャンスを生かしたもの。「アイアンがよかったですね」というが、飛距離よりも精度を重視したティショットがその下地を支えている。

葭葉といえば2017、18年と2年連続でドラディス女王に輝くなどツアーを代表する飛ばし屋だが、今年のテーマは「ティショットで無理をしない」。飛ばすところ、飛ばさなくていいところをしっかりと見定め、「あまり振らなくていいところは6〜7割の力で」とフェアウェイキープを心掛ける戦い方を続けている。

それはデータにも表れる。過去3年のフェアウェイキープ率を見ると17年が52.03%(90位)、18年が56.83%(87位)、19年が58.51%(86位)。しかし今年はここまでの3試合で66.67%(26位)と格段に精度は高まっている。「(自粛で)試合がなかった時は、ドライバーを曲げないようなスイング、攻め方を練習しました。ティショットでは無理をせず、抑える球などバリエーションも増えました」。飛ばすことを重視している時には見えてこなかったコース全体を、今は俯瞰してティエリアに入る。

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