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アース開催の裏に思わぬ問い合わせあり コースが対応に追われた内容とは?

アース開催の裏に思わぬ問い合わせあり コースが対応に追われた内容とは?

配信日時:2020年7月3日 17時46分

コロナ禍での初開催「アース・モデル」は続くのか
コロナ禍での初開催「アース・モデル」は続くのか (撮影:GettyImages)
新型コロナウイルス発生後、初の国内女子ツアーと注目を浴びた開幕戦「アース・モンダミンカップ」。その試合会場となったカメリアヒルズカントリークラブ(千葉県袖ヶ浦市)に大会を振り返っての感想などを聞いた。

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同クラブ副支配人の粉川正樹さんは大会を終えて「まず、無事開催ができたことにほっとしていますし、ゴルフ場からの陽性反応者も出ず良かったです」と胸をなで下ろした。運営からの要望もあり例年に比べると人数は絞ったが、それでも従業員ら190人近い人数を投入したため気が気ではなかっただろう。大会後2週間続ける健康チェックでも陽性者は出ていないそうだ。

健康チェックやPCR検査を受けるなど、今年の大会については例年までとは全く別物と捉えている。誰にとっても初めての状況下、ゴルフ場のほか運営や日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)など皆が手探りで進めるしかなかったが大会自体はスムーズに進行した。だが、粉川さん自身も毎年コースから試合を見ているだけに、歓声が沸くはずの18番プレーオフには少し寂しさを感じたそうだ。


■想定していた通りだった?
ゴルフ場として最善の準備を尽くし臨んだ大会だが、コースとして想定していた内容と差はあったのか。「もう少しクラブハウスに人がいるのかなと思っていました。選手もすぐに帰ったりクラブハウスに密がなかったです」。随所にアルコール消毒液を設置し、空気清浄機を新たに導入するなどの事前準備は功を奏し、開催を行う中でリスク管理の意識が高まったと粉川さんは感じている。

いつもは関係者らも利用できるビュッフェスタイルのレストランは今年、選手の利用のみに制限された。対面でも安心して食事ができるようアクリル板を準備したが、選手は自分で食べ物を用意するなど利用はほとんどなかった。大会に関わる人すべてが感染拡大につながらないよう細心の注意を払っていたのが伺えたという。

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