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“唯一無二”鈴木愛のパッティング技術、そのメカニズムは? 渋野日向子との共通点も分析【翔太のスタッツ大予想】

“唯一無二”鈴木愛のパッティング技術、そのメカニズムは? 渋野日向子との共通点も分析【翔太のスタッツ大予想】

配信日時:2020年2月6日 12時00分

渋野日向子さんも、いまやパットが代名詞となりましたが、では鈴木さんとの共通点はどこにあるのか。それはタッチが強いという点だと僕は思う。ともに強めで、ラインを少し浅く読むタイプですが、僕はこれはいいことだと思っています。申ジエさんが何通りの打ち方のなかから確率がいいものを選ぶタイプだとしたら、渋野さんと鈴木さんは、“白か黒か”という感じですよね。

あと個人的に、今後パットがよくなりそうだなと思うのが臼井麗香さん。最初はパットがしっくりこなかったのか、グリーンで時間をかけている姿も見られた。ただ練習を見ているとパットにすごく時間を割いているし、指導している大本研太郎さんはパターを熟知しているコーチ。今の臼井さんは感性でプレーしている部分も大きい。握り方なども色々と試していますが、そこに自分にハマるものが見えて、うまく指導とシンクロし考える力がついてきたら…爆発的に上がる選手ではないかなと思います。

【2019年平均パット数(パーオンホール)】
1位:鈴木愛 1.7561
2位:渋野日向子 1.7582
3位:申ジエ 1.7625
4位:勝みなみ 1.7641
5位:佐伯三貴 1.7828
6位:イ・ミニョン 1.7838
7位:ペ・ソンウ 1.7881
8位:上田桃子 1.7897
9位:全美貞 1.7904
10位:黄アルム 1.7924

解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。2016年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。プロゴルファーの大西葵は実妹。

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