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パット名人の鈴木愛 昨年1位が今季選ぶパターは新作か“ピンク”か

パット名人の鈴木愛 昨年1位が今季選ぶパターは新作か“ピンク”か

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2020年1月22日 11時38分

新作パターに興味津々の鈴木愛
新作パターに興味津々の鈴木愛 (撮影:鈴木健夫)
昨年の国内女子ツアー賞金女王の鈴木愛が用具契約を結ぶPINGの新製品発表会に渋野日向子とともに出席。製品PRやデモンストレーションを行い、昨季の振り返りと今季について語った。

鈴木愛と渋野日向子が新作パターをレビュー【動画】

今季、鈴木が追う目標は東京五輪出場と2年連続の賞金女王。6月末の女子世界ランキングで15位以内に入れば出場が可能。たとえ16位以下となった場合でも、日本人2番手に入れば出場はかなう。そして、昨年の7勝に迫る活躍を見せれば、自ずと2年連続3回目の国内ツアー女王戴冠も遠くない目標だ。

現実的に追いかける目標のほかにも、鈴木が今季こだわるのがパッティングの向上だ。ツアーに本格参戦を開始した2014年以降のスタッツを見ると、パーオンホールでの平均パット数は14年の6位が最低で、その後の5年間で1位が3回。2位と3位が1回。18、19年は2年連続1位と、パット名人の名をほしいままにしている。

昨シーズンは頂点に立ったものの、自身の中では不満が残る1年だった。「内容が今まででいちばん悪くて、パターがシーズンを通して悪かった。今年は1年通していいパッティングをしたい」。周囲から見れば誰もがうらやむような安定感を誇るパッティングが、実は不満の種だった。

19年シーズン後半は、ケガの影響もあり約1カ月間の休養を余儀なくされた。ここで気分が変わり、「自分に期待するレベルを下げた」ため、その後は余裕もあった。それが3週連続優勝という結果につながり、2度目の女王戴冠となったが、心の中に引っかかっていたのはパッティングに納得ができないことだった。

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