フェアウェイキープは14回中10回。パーオンは13ホールとやや少ないが、「アプローチが頑張ってくれた」と、独特の言い回しでグリーン周りの寄せには満足。4、5メートルのバーディパットに不満を見せるが、「ショットが維持できれば、なんとか」と、あす以降も好調をキープすれば頂点も見えてくる手応えはある。
女王争いライバルの鈴木愛は終盤の上がり4ホールで3ボギーで10位タイ。申ジエ(韓国)は上がり5ホールで3ボギーで26位タイと初日は渋野に軍配が上がった。シーズン終了の鐘が鳴るまで残り54ホール。先週のように、渋野を後押しするような神風が明日も吹くことになるのか。一時も目が離せない展開が、明日も待ち受ける。(文・高桑均)
