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プロになって20年以上経ちますが… 大山志保が「記憶にない」3日間ノーボギーでシード圏内に!

プロになって20年以上経ちますが… 大山志保が「記憶にない」3日間ノーボギーでシード圏内に!

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年11月18日 07時03分

単独2位に入った大山志保 土壇場でシード圏内に浮上した
単独2位に入った大山志保 土壇場でシード圏内に浮上した (撮影:鈴木祥)
<伊藤園レディス 最終組◇17日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

「すべてを受け入れる予定でした。QTに調子のピークを持って行こうと思っていました」。開幕前の賞金ランキングは65位。QT(クォリファイングトーナメント)受験を覚悟していた大山志保だったが、トータル13アンダーの単独2位でフィニッシュし、賞金900万円を加算した。賞金ランキングは49位(2410万8500円)と一気にシード圏内へと入ってきた。

右こぶしがうなる! 最終ホールでギャラリーを沸かせた大山志保【写真】

首位と2打差の6位タイから出た大山は4番を皮切りに、順調にバーディを重ねていく。15番パー5で残り131ヤードの3打目を8番アイアンで1mにつけて、この日5つ目のバーディで一番上に並ぶ。

首位タイで迎えた18番。ティショットを左のラフに入れると、2打目はグリーンに乗っただけ。かなり長い距離となったバーディパットは2mショート。「ここでボギーが私らしいのですが(笑)、絶対に入れると思って決めました」。2打目地点で同じく首位タイの鈴木愛が見守るなか、このパーパットを沈めて「優勝したかのような(笑)」ガッツポーズ。この後、鈴木がバーディを奪ったため優勝は逃したが、「悔しい気持ちはこの後出てくると思いますが、自分のなかで1打1打に集中できました」と充実感に満ちた表情を見せた。

最終ホールでパーセーブをしたことで、3日間54ホールノーボギーを達成。「それが一番うれしいですね。プロになって20年ちょっとですが、初めてだと思います。私すぐボギーを打つから(笑)。2日間ノーボギーも記憶にないですもん」。“らしくない”ゴルフで来季の出場権に望みをつないだ。

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