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大きな病気を乗り越えて 鈴木愛がつかんだ史上2人目の3週連続V&史上3人目の年間7勝

大きな病気を乗り越えて 鈴木愛がつかんだ史上2人目の3週連続V&史上3人目の年間7勝

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年11月17日 17時33分

史上3人目の年間7勝を達成した鈴木愛
史上3人目の年間7勝を達成した鈴木愛 (撮影:岩本芳弘)
<伊藤園レディス 最終組◇17日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

最後まで強者のそれだった。敬愛する大山志保と並んで迎えた18番。大山がグリーン上で2mのパーパットを沈める姿を、鈴木愛は2打目地点で見守っていた。「大山さんは日頃から仲良くさせてもらっているし、きのう一緒にまわってショットもパットも良かった。プレーオフはやりづらい」。そんななかで迎えたピンまで残り172ヤードの2打目。「思ったよりもつかまった」という打球は池のある左方向へ。

最後はバーディで締めた! 18番グリーンで笑顔の鈴木【写真】

だが、このショットがピン左4mにつくと、最後にバーディパットを沈めて何度も右手でガッツポーズ。2007年の全美貞(韓国)以来となる史上2人目の3週連続優勝、そして不動裕理、イ・ボミ(韓国)に続く史上3人目の年間7勝を達成した。

「優勝は狙っていましたけど、本当に勝てると思っていなかった。自分が一番びっくりしていますし、実感はまだないです」と顔をほころばせた鈴木。11月に入って3戦3勝、これで申ジエ(韓国)をかわして賞金ランキングも首位に立ったが、実はその裏で病気と闘っていた。

左手首、親指痛の影響で休んでいた「日本女子オープン」ごろに発症。詳しい病名は明かさなかったが、「2週間くらいずっとお腹が痛かったです。お医者さんからは“今はそこまでする必要はないけど、悪化したら手術が必要”といわれました」。高タンパクのもの、脂っこいものは控えるように指示され、大好きな焼肉も食べられなくなった。

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