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プロアマ戦でそこまでする!? 海外メジャー覇者の強さを垣間見た【記者の目】

プロアマ戦でそこまでする!? 海外メジャー覇者の強さを垣間見た【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年9月30日 19時55分

「うまくなりたいからですよ」シンプルな答えだった
「うまくなりたいからですよ」シンプルな答えだった (撮影:村上航)
プロアマ戦が行われた26日(木)、スタート前から何やら慌ただしく走るテーラーメイドのツアー担当者の姿があった。手には同社のドライバー『M6』が握られている。何かトラブルか…!?と思い、後を付いていくと、たどり着いたのは渋野日向子と同組で回る樋口久子の元だった。

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手に持っていた『M6』を樋口に渡すと、その場でチェックを開始。何度もクラブの“顔”を確認すると、打つことなく何やら口添えをして担当者に返却した。その後、ずっと使用している同社の『GLOIRE』を手にコースへと出ていった。

実は樋口がプロアマの日に調整したクラブを確認することは、今大会が初めてではなかった。前々週の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」のプロアマ戦でも、同担当者が樋口のドライバーを慌ただしく調整しているシーンがあったのだ。試合に出場するわけじゃないのに一体どういうわけなのか。ツアー担当者に話を聞いてみた。

「樋口さんは、今も初代GLOIREを使用されていますが、『M6』が10年ぶりに愛器を超える可能性があると感じたそうです。それを伺ってから、何度も調整を繰り返しています。今回も細かい調整をして渡しましたが、見た目のチェックだけでした。実際にプロアマで使用するのは、トラックマンで数字をチェックしてから打つのだと思います。まだ、その前の段階ですね」(ツアー担当者)

だが、この簡単な“チェック”にレジェンドのすごさが濃縮されていた。「太陽の位置を考えて一方向だけでなく、色々な方向からクラブの顔をチェックしていたんです。光によってクラブの見え方は変わりますからね。とはいえ、見た目のチェックでここまでするプロは現役のツアー選手でもなかなかいません。さすがとしか言いようがありませんよね」(ツアー担当者)。さりげない1つ1つの動きのレベルが違うのだという。

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