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魅せた世界の技 畑岡奈紗は“ナイスボギー”で3打差発進

魅せた世界の技 畑岡奈紗は“ナイスボギー”で3打差発進

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年9月27日 19時37分

畑岡奈紗は、こんなライからでも畑岡らしく勝負!
畑岡奈紗は、こんなライからでも畑岡らしく勝負! (撮影:上山敬太)
<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日◇27日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6505ヤード・パー72>

多くの選手が「難しい」と語る今年の利府ゴルフ倶楽部。渋野日向子が2オーバーの49位タイ、原英莉花は6オーバーの89位タイと実力者たちも苦戦するセッティングとなっているが、畑岡奈紗は「まだアイアンの縦の距離が合っていないですね。ミスジャッジもありました」という状態のなか、3アンダーにまとめて首位と3打差の6位タイと順調な滑り出しを見せた。

そしてインパクトはこちら!【大会写真】

1番で残り112ヤードからの2打目1.3mにつけてバーディを先行させると、続く2番では6mを決めて連続バーディ。そして、圧巻だったのは3番。格好の展開で迎えたが、ティショットを右に曲げてラフに入れると、そこからの2打目がガードバンカーのアゴに突き刺さった。アンプレヤブル、もしくはグリーンではなく花道方向に出すということまで考えられる状況だった。

だが、畑岡はグリーン面を確認すると左足はラフ、右足はバンカーというライから「出ればいいし、出なくてボールがバンカーに戻ってきてもそこから打ち直せばいい」と果敢にバンカーショットを敢行すると、砂ごと飛ばす、まさにこれぞ“エクスプロージョンショット”でナイスアウト。「体勢の影響で最後クラブが被って入ってしまったぶん、左に行ってしまった」とピン方向には出せず、長いパーパットが残ってしまったためボギーとなったが、「あそこまで出せたのは良かった」と被害を最小限に食い止め、上位発進へとつなげた。

芳しくない状態面を考え、いつもの攻撃性は幾分なりを潜めていたが、2日目からは攻勢に出る。「まずまずのスタートを切れたので、あと2日間体調を整えて攻めのゴルフができたらいいですね」。2017年大会で優勝したときは初日49位タイ。そこから「64」、「65」で華麗な圧勝劇を見せた。今大会ではそれ以上のスタート。攻めに転じる2日目から独走態勢に入る可能性も十分にある。(文・秋田義和)

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