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史上4人目の大会3勝目へ 鈴木愛は“間抜け”解消でエース復活!

史上4人目の大会3勝目へ 鈴木愛は“間抜け”解消でエース復活!

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年9月11日 17時25分

<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 事前情報◇11日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(6425ヤード・パー72)>

これまで行われた回数は51度。女子トーナメントのなかで最も長い歴史を誇る今大会で、樋口久子、岡本綾子、大迫たつ子の3人しか達成していない大会3勝に鈴木愛が挑む。

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「ニトリレディス」で優勝、そして一週間のオープンウィークで祖母の家に帰るなどリフレッシュ。最高のかたちで会場に入ってきた鈴木の表情は明るい。その気配を感じ取った記者から『準備が整いましたか?』という質問が飛ぶと、大きくうなずき「自信はニトリのときよりもあります」と不敵な笑みを浮かべた。

ここまでいえるのも、最大の武器であるパッティングの仕上がりが戻ってきたからだろう。「ニトリでは不調をごまかしながらやっていましたが、今は良くなりました」。先週は空き週としつつも、一日の完全オフを除けばトレーニングを含めた練習に費やした。そこで見つけたのが最近の悪癖だった。「私のいいときは切り返しでワンテンポの間(ま)があったのですが、それがなくなっていたんです。間がないぶん、出球が右に行く感覚があって、スライスラインで思ったよりも切れていました」。

プロコーチの辻村明志氏は、この間が鈴木のパッティングの肝の1つだという。「間ができれば、次の動作に入ったときに体のズレも少なくなって、ヘッドがちゃんと仕事をしてくれる。間ができる前に打ちに行けば、手元が出たり頭が上がったりしてヘッドが仕事をしない。ボールにすべるように当たってしまいますから」。最重要ポイントが抜けていたことで、本来の状態から遠ざかっていた。

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