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木戸愛は和物がお好き 日本製が合うタイプのゴルファーとは?【契約フリーから学ぶクラブ選び】

木戸愛は和物がお好き 日本製が合うタイプのゴルファーとは?【契約フリーから学ぶクラブ選び】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2019年4月23日 18時09分

木戸さんは、一見オーソドックスなスイングに見えますが、当て感といいますか、インパクトフィールで結果が変わってしまうタイプで、その辺りの上手さがある選手。フェース面でいうと、開いている時間が結構長くて、そこから急激なフェースターンを行うスイングといえます。

このタイプのゴルファーは、ちょっとイマドキのクラブよりもちょっと前のクラブの方が合うタイプと言えるかもしれません。いわゆる深重心とか、重心角が大きいなどといったクラブのフィーリングは良い感じはしないと思います。海外ブランド、特にPINGのクラブとは真逆のタイプのプレイヤーですよね。だから、彼女は国産メーカーであるミズノを使っていると思うんです。

フェースターンを急激にするということは、シャフト軸が自分のクラブを操作する基準になっていて、ヘッドはあくまでおまけという考え方なんですよ。だから、あまりヘッドの存在価値があったら困る。だから、彼女が入れている本間ゴルフの『TW737 UT』は超浅重心なんですよ。言い換えると、ユーティリティの顔をしたロングアイアンなんですよね。重心距離が短いのが売りなので、アイアンプレイヤーで浅いというよりは短重心距離を望むプレイヤーにうってつけ。

一般ゴルファーでいうと、大きいドライバーが苦手であったりとか、ドライバーとスプーンの距離があまり変わらないとかの人はこのタイプ。ドライバーで2、3ホール打って嫌になったからスプーンに変えたらベストスコア出た、とか、ちょっと前のタイガーみたいな方が木戸選手のクラブを参考にすると劇的に良くなると思います。

また、メーカーがコロコロとサーフィンするけど、結局日本のメーカーを選んでいる人もこのタイプの可能性があります。本人や周りからすると打感で選んでいるとか、素材で選んでるという認識なんですけど、実はそうじゃないよ、と。短重心で選んでいる可能性は高いよ、と言えますね。

こういうタイプの人は、最終的にはいいフェアウェイウッドと出会えるかどうかだと思います。短重心が合うプレイヤーは、フェアウェイウッドがだいたい苦手なパターンが多い。ちょっとでも「当てはまるな」という方は、ぜひ日本メーカーのクラブを色々試してみてください!

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