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腹筋に力込めればスイング安定 権藤可恋の安定性は腕と体の距離にあり【次世代ヒロインの美スイング】

腹筋に力込めればスイング安定 権藤可恋の安定性は腕と体の距離にあり【次世代ヒロインの美スイング】

配信日時:2019年3月1日 11時54分

権藤可恋の安定性は“腕と体の距離”で生まれる
権藤可恋の安定性は“腕と体の距離”で生まれる (撮影:鈴木祥)
2019年の活躍が期待される“新星”のスイングを、日本でもわずかの米国のレッスンプロ資格TPI(Titleist Performance Institute)レベル3取得者で、現在河本結らのコーチを務める目澤秀憲氏が解説。今回は初シード選手としてシーズンを迎える権藤可恋。昨季のドライビングディスタンスは65位だが、安定したゴルフの源はどこにあるのか?

そのゴルフ堅実につき 権藤可恋のスイングを連続写真で見る

トップ10を4回記録するなど2860万円あまりを稼ぎ出し、賞金ランキング39位で初シード入りした権藤。初優勝が期待できる選手として、今季注目の1人だ。

飛距離が出るほうではないが、フェアウェイキープ率は17位。「曲がらないですね。スイングのリズムがよく、フェアウェイに置いてゴルフを組み立てていますね」と目澤氏。ゆったりとした大きなスイングが特徴だ。

「これだけトップのポジションが大きくて体が回っていると、リズムが大事。そこが長けているのでしょう」と話すように、リキみが感じられないスイングで安定したボールを放つ。そんな中で特徴的なのは、「ダウンスイングでクラブが体に引きつけられるところ」と目澤氏は指摘する。

クラブが体の近くを通ることで何が起こるか。結果的にヘッドが暴れることなく、フェース面も暴れずに、「自分の飛ばしたい方向にしっかりとクラブを向けられている」という。そして、これを可能にしているのが、切り返しからダウンスイングにかけての腹筋だ。

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