【写真】まるで女優!人気女子プロの貴重なチャイナドレス
今年のシード選手の平均年齢は、史上最も低い26.4歳。2013年の26.7歳を更新し、バリバリの平成生まれを中心に、ツアーが展開していく。黄金世代、さらにその2つ下のプラチナ世代も3月には高校を卒業し、ツアーに乗り込んでくる。
その一方で、故障をものともせずに昨年、復活優勝を飾った41歳の大山志保や、やはり故障で公傷を使い、シードこそ確保できなかったがQTから出場権を手にしてきた44歳の表純子の大ベテラン2人の活躍も楽しみだ。他にも、QT1位で意地を見せた原江里菜、米ツアー優勝経験もある宮里美香もいる。特に宮里はQTの2次から勝ち上がり、初めての日本ツアーフル参戦だ。
まさに、老若男女が一緒に楽しめる生涯スポーツのゴルフをそのまま表すような層の厚さが見え始めた日本女子ツアー。それをもっともっと反映させるためには、選手たちもゴルフの技量を磨く以外に人間力を磨く必要がある。
平成から次の年号へとバトンタッチするまさにそのタイミングで、放映権を獲得しようと動くなど大変革期を迎えようとしている女子ツアー。そこで、選手たちが担う役割はいうまでもなく大きい。彼女たちが所属する日本女子プロゴルフ協会(LPGA、小林浩美会長)は、ツアーをつかさどるトーナメント事業部と、レッスンを中心にしたゴルフ事業部を両輪にしている。