ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

JLPGAツアー

国内女子 ライブフォトなど多彩なコンテンツを配信!

香妻琴乃の左肩に成長の跡 上がらなくなって球が安定【辻にぃスイング見聞】

香妻琴乃の左肩に成長の跡 上がらなくなって球が安定【辻にぃスイング見聞】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2018年12月29日 03時13分

ツアー初優勝を挙げた香妻琴乃 ポイントは左肩にあり
ツアー初優勝を挙げた香妻琴乃 ポイントは左肩にあり (撮影:岩本芳弘)
今季優勝した選手のスイングから強さの要因、そしてアマチュアが参考にすべき部分を探る“Playback LPGATour2018”。第17回は今季「マンシングウェアレディース東海クラシック」で悲願の初優勝を挙げた香妻琴乃。何度も優勝カップに手をかけながら届かなかった今までと比べて、スイングの違いはどこにあるのか。上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が解説する。

“手打ち”から脱却 香妻琴乃は力みのないスイングでツアー初V【連続写真】

香妻は2014年に「サマンサタバサ レディース」、そして日本で行われた米公式戦「ミズノクラシック」で2位となり初優勝に最も近い選手の一人と目されてきた。だが、翌年から苦戦。15年はかろうじてシードを保持したものの、16年からは2年連続でシードを獲得できず。17年はサードQTで落ちるという憂き目にあっていた。

だが、主催者推薦などで出場した試合で賞金を加算。第一次リランキングで55位に入ると、ウェイティングが降りてきたマンシングウェアレディースでアン・ソンジュイ・ミニョン(ともに韓国)といった実力者たちを振り切り栄冠をつかんだ。

苦しんでいた時期はいわゆる“手打ち”になっていたと辻村氏。「ここ2年ほどの香妻さんは、スイング時に手でこねる、手だけで合わせるスイングになっていました。これは体の回転に腕とクラブ合っていないということ。こうなるとインパクトゾーン付近でタイミングがずれてしまいます」。結果、力のない曲がる球が出ていた。また、「悩んでいたからこそスイング中に非常にリキみがありました。“飛ばさなきゃ”とか“思い切り振らなきゃ”という気持ちが余計な力となっていましたね」。

優勝したときのスイングを見ると、「リキみがとれているのが見て分かります」と続ける。それが分かるのがダウンスイング時の左肩。「クラブを下ろしてくるときに左肩が地面と平行のままです。球が曲がっていたときは、ここでグッと上体に力が入っていて左の首が短くなっていました。それが今は左肩がスッと自然体である。左肩が上がればヘッドは上がってしまう。いわゆる手元が浮いていました」。ショットのばらつきの原因はリキみ。改善されたことが飛躍へとつながった。

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. PGA (米国男子)
    2025年2月6日 2月9日
    開催前
    WMフェニックス・オープン
  2. LPGA (米国女子)
    2025年2月6日 2月9日
    速報中
    ファウンダーズカップ
  3. DP World (欧州男子)
  4. LIV GOLF
    2025年2月6日 2月8日
    開催前
    LIVゴルフ第1戦 at リヤド

関連サイト