比菜、さくら、みなみがドレスに着替えたら…【写真館】
高校2年時の2015年に、ステップ・アップ・ツアーの「ラシンク・ニンジニア RKBレディース」で史上3人目となるアマチュア優勝を果たすなど、プロ転向前から将来を嘱望(しょくぼう)され続けてきた新垣。昨年のプロテストに合格し、今季ツアー本格参戦を果たした。
すると開幕から9戦目のサイバーエージェントレディスで、勝みなみ、畑岡奈紗に次ぐ“黄金世代”3人目のレギュラーツアー制覇。実力を早々に証明した。そんな新垣が“今年の一打”に選んだシーンも、この優勝大会にあった。それが最終日の16番パー4で放ったセカンドショットだった。
2位に3打リードをつけトップで迎えた最終日は、ボギーが先行する苦しい展開となった。11番で3つ目のボギーを叩くと、ここで一時首位から陥落。しかし、15番のバーディで鈴木愛に並ぶトップの座に再浮上するなどデッドヒートが続いた。そんなヒリついた優勝争いを繰り広げながら、新垣は16番ティに立った。
だが、このティショットは大きく右方向に飛びラフへ着弾。しかも、ただのラフではなく、目の前が木で遮られる絶対絶命の状況に立たされた。