未勝利に終わったことは大きな反省点。悩んだショットについては、「ベースはわかっているので、あまりそこにこだわりすぎないように。あとは来年、何をモチベーションにやるかが大事。まずはそれを見つけたい」とした。
昨年は3季ぶりに勝利を挙げるなど2勝をマーク。今季はつい2週前まではこの最終戦出場も危ない位置から「TOTOジャパンクラシック」で2位タイに入り、エリート集団に滑り込んだ。32歳のベテランも「まだまだこれからです」と、ゴルフ魂が消えることはない。若手の勢いストップに、ベテラン勢の活躍がスパイスとなりツアーも盛り上がる。有村、上田のような熱い先輩がいてこそ、ツアーの活性化は続いていく。(文・高桑均)