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“憧れ”チョン・インジとの約束を果たした松田鈴英 「TOTOジャパンクラシック」での再会を心待ち

“憧れ”チョン・インジとの約束を果たした松田鈴英 「TOTOジャパンクラシック」での再会を心待ち

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年10月14日 19時02分

約束通り、TOTOジャパンクラシックへの出場を決めた松田
約束通り、TOTOジャパンクラシックへの出場を決めた松田 (撮影:鈴木祥)
富士通レディース 最終日◇14日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,675ヤード・パー72)>

トータル2アンダー・16位タイから出た松田鈴英が、4バーディ・ノーボギーの「68」をマーク。ラウンド中には、スタート時の4打差をひっくり返す逆転でのツアー初優勝も期待されたが2打及ばず。トータル6アンダー・3位タイで大会を終えた。

【写真】笑顔がステキ!インジ&松田の2ショット

前半2つのバーディを奪い、さらにノーボギー。徐々に順位を上げた松田が、優勝争いを演じる一人となった。12番でもスコアを伸ばすと、15番でリーダーボードを確認。「上との差がない」と認識し、ガゼン優勝を意識し始めた。直後の16番で1つスコアを伸ばしたものの、その後のあがり2ホールをパープレーとし、頂点にはあと一歩及ばず。それでも「伸ばすだけだったので、力が入ったわけでもありません。仕方ないですね」と清々しい表情で話した。

しかし、この結果は松田にとって大きな意味を持つ。今季の獲得賞金を約3644万円として、賞金ランク25位に浮上し、今大会終了時の同ランク35位までに与えられる「TOTOジャパンクラシック」(11月2日開幕、 瀬田GC北C)の出場権を確定させた。地元の滋賀県で行われるというだけでなく、松田にとってはどうしても“出なくてはいけない”大会だった。

2週前の「日本女子オープン」が行われた週に、松田は同じアンパスィとウェア契約を結ぶ縁で、「憧れ」と語るチョン・インジ(韓国)との対談が実現。その席でインジから「(次にインジが来日する)TOTOジャパンクラシックでも一緒にプレーしましょう」という約束がされていた。それもあって、出場権獲得の話を振られると「すごくうれしい」と笑顔。「英語も韓国語も分からないので、その後は連絡はできていないんですけど、本当に優しくて、大好きです」という人との再会を心待ちにする。

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