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「絶対にやってはいけない」ことをやってしまったものの… “試練”を乗り越えた成田美寿々がV圏内浮上

「絶対にやってはいけない」ことをやってしまったものの… “試練”を乗り越えた成田美寿々がV圏内浮上

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年10月13日 19時26分

成田美寿々、困難に打ち勝って優勝戦線に浮上した
成田美寿々、困難に打ち勝って優勝戦線に浮上した (撮影:鈴木祥)
富士通レディース 2日目◇13日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,675ヤード・パー72)>

成田美寿々が、この日のラウンド最後に訪れた“試練”を乗り越え、トータル4アンダーでフィニッシュ。首位と2打差の6位タイから、今季3勝目がかかる最終日に向かう。

【写真】神様がいい位置においてくれた? 名物バンカーを1打でクリアした成田美寿々

1アンダーからスタートした成田は、後半15番までに4つのバーディを奪うなど一気に優勝圏内に浮上。16番ではボギーを喫したものの、上位のまま最終18番ホール(パー4)を迎えた。

この18番は、グリーン手前に配置されるガードバンカーが多くの選手を苦しめてきた、東急セブンハンドレッドC西Cの“名物ホール”。初日のアベレージは「4.3579」、2日目も「4.3723」でともに難易度1位を誇る、まさに高い壁となって選手の前に立ちはだかる。

今回が6度目の出場で、2012年にはツアー初優勝をここで挙げている成田も、そんなことは十分承知。「絶対にやってはいけないのが、グリーン手前に戻って(バンカーに)落ちてしまうこと。グリーンまでとにかくキャリーさせて4〜5mのパーパットでいい」と考え、ラフからのセカンドショットに臨んだ。しかし、グリーン奥まで行ってもOKという気持ちで、フライヤーも考慮して150ヤードの距離を打ち出したものの、「思ったよりフェースが下から入ってしまって距離がでなかった」と、バンカーの餌食となってしまった。

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