【写真】有村智恵に原英莉花、日本女子オープン練習日も現地から写真を配信!
シード権を持たない選手の出場優先順位をシーズン中に見直すこのリランキング制度。開幕戦から6月末の時点で第1回が行われ、今回は第2回のリランキング順位が確定。大きく順位を上げた選手がいる一方で、第1回から順位を落として、残り試合の出場機会を失った選手もいる。
まず、リランキング対象選手、つまりシード権を持たない新垣比菜、有村智恵、黄アルム、大里桃子、香妻琴乃の5人が優勝し、リランキングによる順位と関係なく、今季最終戦までと来季の全試合への出場を決めている。
なかでも香妻は、昨年のサードQTで敗退。ファイナルQTを逃し、今季はステップ・アップ・ツアーに出場しながら、レギュラーツアーは推薦をメインに出場。第1回リランキングは55位と苦しい状況から、まさに下克上を果たした典型的な例といえる。
優勝者以外での上位を見ると、1位は小祝さくら。幾度も優勝争いを演じ、ここまでの獲得賞金は5860万円を超えており来季のシード権は確実。同学年の勝みなみもここ最近は調子を落としているが、約3750万円を獲得してシードを手中に収めた。