ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内男子ゴルフ JGTOツアー

日本ゴルフツアー機構(Japan Golf Tour Organization)主催ツアー

JGTOが映像配信で目指すビジネスモデルは“協調路線” 「ウィンウィンな関係に」

21日、東京都内で日本ゴルフツアー機構(JGTO)の定例理事会が行われた。倉本昌弘副会長が今後の大会配信について説明した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年1月22日 07時44分

倉本昌弘副会長より議題内容の報告があった
倉本昌弘副会長より議題内容の報告があった (撮影:ALBA)

21日、都内で日本ゴルフツアー機構(JGTO)の定例理事会が行われた。終了後、諸星裕会長と倉本昌弘副会長が取材に応じた。

【写真】すでに話題沸騰? 前澤杯の“ド派手”ポスター

昨年から議論されている試合映像のインターネット配信について現況が明かされた。下部のチャレンジツアーでは各大会の主催者の許可を得ることがほぼできたが、レギュラーツアーでは夏場以降の試合についてまだ手つかず。シーズンを通しての許可を得ることができていないため、今年から開始することは難しいとの見解を示した。

JGTOが目指す映像配信のビジネスモデルは、国内女子ツアー(JLPGA)とは異なる。JLPGA公認試合の放映権は協会に帰属し、一部の試合(JGAや米国女子ツアーとの共催試合)を除いて「U-NEXT」と「DAZN」で配信している。一方、JGTOは独自の有料プラットフォームを立ち上げ、生中継でトーナメントを配信していきたいと考えている。

倉本副会長は、「我々は放映権が欲しいとは一言も言っておりません。テレビ局が主催の大会で、すでに映像制作をやっている大会ならば、その映像を我々が買います。逆に、我々が映像制作を行い主催者に買ってもらうケースも出てくると思う。あくまでも主催者の皆様と一緒にやっていこうという形です」。主催者との“協調路線”を崩さないことをアピールする。

「録画で1時間半しか放送しない大会でも、テレビ局は何時間も試合を撮っている。その映像をくださいというわけではなくて、お金を払って売ってくださいと言っているだけなので、両者にとってウィンウィンな関係だと思う」と続けた。

さらに、倉本副会長は大会の主催権問題についても言及した。JLPGAは一部を除くツアー競技を自らが主催者となって開催することを目指している。一方、JGTOは現状で主催権は必要ではないと考えている。

「主催権を持った場合、施設管理権も我々が持ってしまう。トーナメントを行うことは大変な作業で、警察、消防、自治体にも行かなきゃいけない。本当に我々がすべてできるのだろうか。リスク管理として、我々が主催権を持つということは今後、しっかりと考えていかないといけない」。JGTOが発足した1999年は、放映権と主催権の両方をJGTOに帰属することを目指していたが、考え方をシフトしている。

関連記事

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト