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“イーグル率”No.1は蝉川泰果 『4.087』ラウンドに1個はツアー記録を大幅に更新!【2023年スタッツ振り返り】

全26試合にわたった国内男子ツアーの2023年シーズン。1年間を各部門のスタッツで振り返る。今回は『イーグル率』。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2023年12月25日 15時00分

イーグル獲得率1位の蝉川泰果
イーグル獲得率1位の蝉川泰果 (撮影:鈴木祥)
平均飛距離300ヤード越えのドライバーショットの腕を持つ蝉川泰果

平均飛距離300ヤード越えのドライバーショットの腕を持つ蝉川泰果 (撮影:鈴木祥)

全26試合が行われた2023年の国内男子ツアーをスタッツで振り返り、今季活躍した選手たちにスポットライトを当てる。今回は『イーグル率』で1位を獲得した蝉川泰果を見てみよう。

平均飛距離300ヤード越え! 蝉川泰果のドライバースイング【連続写真】

同部門は総ラウンド数をイーグル数で割って出された「1イーグルを獲得するために要するラウンド数」。蝉川は今季25試合に出場し総ラウンド数は94。そのなかで23個ものイーグルを奪取し『4.087』という記録を出した。つまり、ほぼ4ラウンドに1個のイーグルを獲ったことになる。さらに、伊澤利光が持っていたツアー記録『4.930』を大きく更新した。

ちなみに、2位の幡地隆寛(総ラウンド数:72、イーグル数:14)は『5.143』で、3位の河本力(総ラウンド数:78、イーグル数:15)は『5.200』だった。

この上位3人のドライビングディスタンス(ティショットの平均飛距離)を見てみると、蝉川が306.57ヤード(6位)、幡地が309.40ヤード(4位)、河本が322.58ヤード(1位)と平均300ヤード越えの選手ばかり。つまり、パー5でティショットで飛ばし、より短い番手で2オンを狙える選手たちが有利だということ。だから、この記録は“飛ばし屋”が上位を席巻している。

蝉川は最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の第1ラウンドで1つ、第3ラウンドで2つのイーグルを奪って、年間のイーグル数を23個に伸ばし、イーグル率のタイトルを自らの手で引き寄せた。しかも、ライバルの中島啓太、金谷拓実に競り勝って優勝も手にしている。

【2023年イーグル率 トップ10】
1位:蝉川泰果(4.087)
2位:幡地隆寛(5.143)
3位:河本力(5.200)
4位:武藤俊憲(5.600)
5位:勝俣陵(5.733)
6位:野呂涼(7.000)
7位:池田勇太(7.091)
8位T:原敏之(7.200)
8位T:ヤン・ジホ(7.200)
10位:木下稜介(7.400)

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