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“新・日本一曲がらない男”が誕生 勝亦悠斗の来季目標「シードを獲得できたら必然的に…」

「ジャパンゴルフツアー表彰式」が行われた。稲森佑貴の牙城を崩し、31歳の勝亦悠斗がフェアウェイキープ率1位に輝いた。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2025年12月8日 17時38分

フェアウェイキープ率1位に輝いた勝亦悠斗
フェアウェイキープ率1位に輝いた勝亦悠斗 (撮影:鈴木祥)

8日、ANAインターコンチネンタルホテル東京で、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の年間表彰式「JAPAN GOLF AWARD 2025」が開催された。

〈写真〉FWキープ率80%超え! 山下美夢有がブレない理由は「始動」にあった!

『フェアウェイキープ率賞』の“絶対王者”として君臨してきた稲森佑貴の名前は、今年はなかった。代わりに同部門の1位に輝いたのは、ツアー未勝利の31歳・勝亦悠斗。9季連続で受賞してきた稲森の牙城をついに崩した。

「稲森選手のほうが出ている試合数は多いのですが、素直に1位を取れたのはうれしいです。自分のプレースタイル的に目標にしていた部分ではあるので、本当にうれしい」

今季はQT11位の資格でレギュラーツアーに参戦し、17試合に出場。予選通過は10試合、最高順位は「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント」での27位タイだった。賞金ランキングは93位に終わり、来季のフルシード獲得はならなかった。

ドライビングディスタンスは264.05ヤードで100位。「もともと距離が出るほうではないので、しっかりフェアウェイをキープして、そこから200ヤード前後ぐらいをしっかり乗せていくスタイル。ティショットの調子がそこまで悪くなければ、いいところまでは行けるのかな、とは思いました」。シードには届かなかったが、一年を通じて持ち味を発揮できた。

一方で課題は、これまで自信を持っていたパッティングだ。「今年は初めてパターで苦しんだ。アドバンテージをうまく生かせなかった」と悔いを残した。「来年はそこを改善しつつ、いいところはそのまま伸ばしていけるようにできたらいいなと思います」とオフでの調整に励んでいく。

下部のACNツアーでは6月の「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」で初優勝。ポイントランキング8位(849.564pt)に入り、来季レギュラーツアー前半戦の出場権を手にした。

来年の目標は「シードを獲得すること」。さらに「僕がシードを獲得できるということは、必然的にフェアウェイキープ率も高いはず。その時に1位なのか2位なのかはわからないですけど、また上位にいきたい」と“日本一曲がらない男”の称号を再び狙う。今年は79.283%だったが、「来年は80%を超えたい」と明確な数字も掲げ、精度に磨きをかけていく。(文・高木彩音)

【2025年シーズンの受賞者】
最優秀選手賞:金子駆大(初受賞)
賞金ランキング賞:金子駆大(初受賞)
ポイントランキング賞:生源寺龍憲(初受賞)
オールアラウンドランキング賞:生源寺龍憲(初受賞)
最優秀新人賞 島田トロフィー:杉浦悠太(初受賞)
ACNツアー年間王者:若原亮太(初受賞)
平均ストローク賞:蟬川泰果(初受賞)
平均パット賞:片岡尚之(4季ぶり2回目)
パーキープ率賞:金子駆大(初受賞)
パーオン率賞:西山大広(初受賞)
バーディ率賞:河本力(初受賞)
イーグル率賞:出利葉太一郎(初受賞)
ドライビングディスタンス賞:河本力(4季連続4回目)
フェアウェイキープ率賞:勝亦悠斗(初受賞)
サンドセーブ率賞:時松源藏(4季ぶり2回目)
トータルドライビング賞:比嘉一貴(初受賞)
ゴルフ記者賞:金子駆大(初受賞)

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