<東建ホームメイトカップ 事前情報◇7日◇東建多度カントリークラブ・名古屋 (三重県)◇7090ヤード・パー71>
2024年12月に小祝さくらと結婚していたことが明らかになった桂川有人が、取材に応じた。
「静かに暮らしたい」、「ゴルフに集中したい」という思いから公表を控えていたが、3月17日に報道を受けて明らかになった。
日本ツアー通算2勝の桂川は、2023年に米下部ツアーを主戦場とし、24年には日本開催の日欧共催大会で優勝。以降は欧州ツアーを中心に戦っている。海外転戦が続くため、現在は拠点をともにしておらず、新婚生活についても「実感がない」と照れくさそうに語った。
限られた時間の中でのやり取りとなり、「時差もあるので…」と会話の時間も貴重。とはいえ、フィールドは違えど、それだけ互いにゴルフへ真摯に向き合っている証でもある。
一足早く開幕した欧州ツアーでは、ここまで10試合に出場。予選落ちも続くこともあったが、3月に中国で行われた「海南クラシック」で今季初のトップ10入り(9位タイ)を果たし、現在のランキングは90位。
ここまでの戦いについては「相変わらず苦しんでいる」と率直に語る。これまではショートゲームを課題としていたが、現在は「生命線」であるショットにも違和感を覚えているという。
「そこの土台をしっかりして、ショートゲームに集中したい」。目澤秀憲コーチとともに、海外にいるときはリモート、帰国時には直接指導を受けながら“改革”に取り組んでいる最中だ。
その取り組みには「前進できている」と手応えも口にする。中国でのトップ10も、その成果の一端と言えそうだ。
試行錯誤を重ねながら欧州ツアーで戦う中、掲げる目標は明確だ。シード獲得はもちろん、ポイントランキング(レース・トゥ・ドバイ)上位50人が出場できる最終戦進出。さらに、久常涼や中島啓太がたどった、ランキングトップ10(有資格者を除く)に付与される来季PGAツアー出場権の獲得も見据える。
24年の勝利で得た2年間のシードも今季が最終年となる。「向こう(欧州ツアー)で頑張りたい気持ちは強い。上を目指すことに変わりはない」。国内ツアーは昨年10月の「日本オープン」以来の出場。世界で戦い続けるためにも、再び結果が求められる。(文・齊藤啓介)
