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カギは大きくて深いトップ 平均3y飛距離アップした石川遼も実践する練習法とは?「1日100~200回を1年くらい」【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】

夏にぶっ飛ばせ!! ALBAは、7月に全メディアで『飛ばしフェス』を開催。ゴルファーにとって永遠のテーマであり、ロマンでもある飛距離を伸ばすためのコンテンツを次々とお届けします。ALBA.Netでは男女ツアープロに聞く、飛ばしのワンポイント講座を掲載。これを読めば、“飛距離アップ”間違いなし! ぜひ、お試しあれ!

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月2日 12時00分

石川遼も実践する飛ばしの練習法とは?
石川遼も実践する飛ばしの練習法とは? (撮影:佐々木啓)

間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は男子ツアーで通算20勝を誇る石川遼。

【連続写真】黒い竹ぼうきをブンブン振る石川遼

自身も飛距離アップに取り組んでいる石川遼は、これまでの経験を踏まえ、こんな動きをおすすめする。

「飛距離アップはバックスイングの“大きさ”、“深さ”ですね。頑張って上げているけど、柔軟性の問題でそこまで回らないこともあると思う。なるべくトップは回したほうが飛ぶと思います」

その根拠として、ドラコン選手のスイングを例に挙げる。「飛距離を優先するドラコン選手と方向性を優先するツアープロのトップの位置を見たら分かると思いますが、形は絶対に違うと思うんです。ツアープロの中でもトップが深くて大きいひともいますけど、均して考えたら圧倒的にトップの位置は違う。そこに正解は隠されていて、ツアープロも普通に飛びますけど、やっぱりドラコン選手の一発にはまったく歯が立たない」ということだった。

では、それをどうやって実践するか。石川が一つのヒントとして挙げるのが「左足のヒールアップ」だ。トップの大きさの基準としては「左肩をアゴの下に持って行く」ところまで上半身を回すこと。“ヒールアップ”は実際に自身も行っている動きで「下半身を回したぶんだけ左肩も動いてくる」と話す。そうすることでトップが深くなり助走距離が大きくなる。ダウンスイングでヘッドスピードが早くなり、飛距離アップにつながるということだ。

実際に、石川のドライビングディスタンスのスタッツを見てみると、昨季の294.07ヤードから今季7試合で297.45ヤードにアップしている。そんな石川がアマチュアゴルファーにおすすめする練習法は、シンプルだが継続がカギになる。「ほうきを振ったり、バットを振ったり。1日100~200回を1年くらい振っていけば、多少は飛ぶようになりますよ」と、重いものや空気抵抗のあるものなどで、素振りを行うことでヘッドスピードが速くなりやすい。コツコツと積み上げる努力が、スイングと飛距離に変化をもたらす。石川の言葉には、実践者ならではの説得力があった。

イベントもやります! 飛ばしフェスの全貌はこちらでチェック!

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