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アスリートの “マル秘”事項 堀川未来夢がふか〜い悩みを打ち明ける【堀川未来夢×横田真一 緊急対談】

「こんなこと、本当は言いたくないんですけど…」 堀川未来夢が重い口を開いて打ち明けたのは、「実は今イップスなんですーー」 これまでアスリートの“マル秘事項”として、中々触れられなかった『イップス』について、プロゴルファー同士による“ぶっちゃけ対談”をお届けします!(写真・鈴木祥/文・谷口愛純)

配信日時:2021年3月8日 11時00分

■ほどよい緊張感を保つことも◎! だけど結局は技術論

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横田:長尺かロフトをつけるかだと思うけど、それがダメなら、もう『頑張って』としか言えないんだけど(笑)

堀川:すみません…(笑)

横田:あとは、ぼくが2010年に13年ぶりに優勝できたときは、順天堂の先生に“自律神経をコントロールできたら、もう1回優勝できますよ”と言われたかな。要は血流の問題。大学院で交感神経と副交感神経の勉強もしてきたけど、この2つのバランスが大切で、ほどよい緊張と、ほどよいリラックスを保つこと。例えば、ジャンボさんはフォワードプレスで、息を吐ききる初動を入れることで克服したらしい

堀川:ぼくもパターを握ったら、心臓の音が聞こえるくらいバクバクするんです。先輩がたからも、息を吐いたり、ゆっくり歩いたりというアドバイスもいただきました

横田:自律神経をコントロールするって素晴らしいと思う。でも、そういう研究もしてきたなかで “緊張”って何かなって考えると、結局は技術論だと思うんだよね。“自信”と“安心”が副交感神経を上げるんだけど、その2つを持つためには裏付けが必要。だから技術が先にくると思う

堀川:そうですよね。だからこそ、今のまま変えずに練習しまくって、成功体験を脳みそに焼き付けようとしているんですが(笑)

横田:そっか…(笑)。とりあえず精神的に強そうだし、まだ軽傷だとは思うよ

堀川:自分でもとりあえず、パッティングのイップスでまだよかったと思えているんです。もしドライバーだったら、毎ホール、ティに立ったときに足が震えて、打った瞬間OBいってすぐに2ペナ。パッティングなら、まだホールアウトはできるので

横田:前向きに捉えられているし、まだ向き合っていていいのかなと思うよ。大好きなサウナに入って、肉食べておけば治るんじゃない?

堀川:そうですね! サウナって、自律神経を整えるには最高ですし、セロトニン出まくってストレスもゼロですし(笑)。

ぼくは不器用だからあまり色々なことができないので、もう少し、今のままやれることがある気がしました。試行錯誤しながら1、2年付き合ったあと、最後の砦として長尺にしたり、ロフトを変えたりして、見つけていきたいと思います

横田:消えていくイップスもあるしね。悩みがあるくらいがちょうどいいかもよ(笑)

堀川:はい、ありがとうございます! まだ入り口だと思うので、もう少しもがいてみようと思います

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