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松山英樹に追いつけ、追い越せ!竹安俊也が“ホーム”で躍動

松山英樹に追いつけ、追い越せ!竹安俊也が“ホーム”で躍動

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2018年6月1日 21時30分

日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2日目◇1日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,384ヤード・パー71)>

最強ツアープレーヤーの称号をかけた戦いで、竹安俊也が首位と4打差のトータル5アンダー・7位タイで決勝ラウンドに駒を進めた。

【関連写真】宍戸決戦2日目を写真で振り返る!

昨年の賞金ランク57位に入り、今季は初のシード選手として参戦。先週の「〜全英への道〜ミズノオープン」では、8000ヤードを超す難関コースを相手に16位タイと健闘。「パットは自信があります」と、この日の平均パット数は10位タイとなる1.6364回。「ショットはボロボロでしたが、4メートルくらいが3回くらい入りました」と決して短くない距離をことごとく沈めて上位で週末を迎える。

日本時間の同じ日、東北福祉大の先輩、松山英樹が米国男子ツアー「ザ・メモリアル・トーナメント」で首位タイ発進を決めた。「インスタで動画を見ました。やっぱりバケモノだなと(笑)。同じ日本人選手として、すごく嬉しいです」と、先輩の動向は小まめにチェックしている。

常に“優勝”を口にする松山に対して、竹安はというと、「優勝を意識すると、僕の場合はだめなので。実力もまだまだだと思うので、1打1打を大切にして徐々に頑張りたい」と堅実派。それでも「やっぱり、いつかは米国にいきたいと思っています」。先輩の背中を追って、今はひたすら研鑽の日々。

竹安にとって、茨城県は高校時代を過ごしたなじみのある土地。高校時代の監督である鹿窪一郎氏も応援にかけつけた。「監督には、『もっと自信を持て!自分のドライバーを見せつけろ』って言われるんですけど」と恩師からの喝も入った。週末もこのまま、米国の先輩に負けない勢いで戦い抜く。(文・谷口愛純)

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