昨年5月に他界した、ゴルフを始めるキッカケを作ってくれた祖父・直芳さんは「勝ったときしか褒めない。「ブリヂストンオープン」2連覇したときは“良くやった”と言ってくれました。(墓前に報告したら)一瞬は喜んでくれるとは思うし“良くやった”の一言は欲しい。でもすぐに厳しい言葉が返ってきます。「日本シリーズ」で負けたことをブツクサ言われると思いますよ」と語って笑わせたが、アマチュアの頃から一貫した姿勢は賞金王を手にしても変わらない。
年間の勝利数“3”は賞金ランク2位の谷原秀人、賞金ランク3位のキム・キョンテ(韓国)のタイ記録だけに「最多勝での賞金王が“上の上”です。これをずっと目指しますよ」。“100点満点の1年ではなかった”という後悔はさらなる高みを目指す上でのモチベーションになる。
【最終結果】
優勝:パク・サンヒョン(-13)
2位T:キム・キョンテ(-12)
2位T:池田勇太(-12)
2位T:小平智(-12)
5位:谷原秀人(-11)
6位:石川遼(-8)
7位T:セン・セショウ(-7)
7位T:武藤俊憲(-7)