もうひとつは7年半連れ添った相棒との別れ。「パナソニックオープン」までの14勝をを支えてきた福田央キャディと秋口にコンビを解消した。池田自身が成長するために選んだ選択を飲んでもらった形での新しいチャレンジ。池田が今季の一番のターニングポイントに挙げたのは2位に終わった「ANAオープン」だが、「ハウスキャディを起用して優勝争いできたのは自分にとってプラスだった。彼(福田キャディ)がいなくても出来たことは自信となった。彼にはとても感謝しています。池田勇太という選手をもう一回り大きくしてくれたのはその別れだとしたら、その部分も感謝しなくてはいけません」。
新しい池田勇太を見せての賞金王戴冠も「これはあくまでもスタート。またここから自分自身がもっと成長していかないといけない」。“新生・池田勇太”へのチャレンジはまだまだ続いていく。
【最終結果】
優勝:パク・サンヒョン(-13)
2位T:キム・キョンテ(-12)
2位T:池田勇太(-12)
2位T:小平智(-12)
5位:谷原秀人(-11)
6位:石川遼(-8)
7位T:セン・セショウ(-7)
7位T:武藤俊憲(-7)