「これ以上は無理です。彼は化け物だわ。でもとりあえず最後に日本人が上に行けて盛り上がってくれたらいい。負けたら忘れられちゃうものだけど、1日、2日はみんなの頭に残るでしょ」。敗れはしたが、悔しさよりも残ったのは充実感。“61”は大会コースレコードであるとともに、18ホール11個のバーディは歴代最多記録だ。
勝ったケプカが記者会見の第一声で言った。「今日10アンダーを出した相手をやぶって、優勝だというのがスペシャルだよ。59でも出されたらお手上げだと思っていた」。この2位で世界トップランカーに一歩近づいた池田。再戦の機会もすぐにあるはずだ。