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【WITB】通算12勝目の谷原秀人 本間ゴルフ“企画部長”のセッティングは?

【WITB】通算12勝目の谷原秀人 本間ゴルフ“企画部長”のセッティングは?

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2016年7月6日 12時15分

数々のフィードバックで“谷原モデル”を多く生み出す本間ゴルフの企画部長
数々のフィードバックで“谷原モデル”を多く生み出す本間ゴルフの企画部長 (撮影:米山聡明)
 国内男子ツアー『長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ』でツアー12勝目を達成した谷原秀人。単独首位で迎えた最終日では過去負けなし。5度目の逃げ切り優勝でジンクスを継続した。

【関連写真】本間勢がこぞってバッグに入れているプロトタイプ『TW-MA』

 。昨年の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」優勝時や今季開幕前には本間ゴルフ『TW727 430ドライバー』を使用していたが、今回は『TW727 455 プロトタイプ マットブラック』を使用。注目は『TW-U』の後継モデルと目されるアイアン型ユーティリティのプロトタイプだ。

 『TW-MA』と刻印されたプロトタイプは谷原だけでなく、小田孔明藤本佳則高山忠洋ら契約選手がこぞってバッグに入れているモデル。本間ゴルフツアーレップによると「プロの“アイアン型ユーティリティをもう少しつかまるモデルが欲しい”という要望にこたえたもの」で、『TW-U』はバックフェース中央のウエイトが1つのタイプだったが、『TW-MA』は2つのウエイトが配され、より弾道調整の幅が広がっている。

 本間ゴルフはプロからのフェードバックを活かして、新モデルを市場に投入することに強みを持つ。過去にも谷原のフィードバックを基に作られた重量系アイアン型カーボンシャフト『VIZARD IBW』や、“マッスルバックでもヘッドが大きくてやさしいヘッドを試したい”という要望から生まれた『TW-BM』など“谷原モデル”が作られている。

 “谷原のバッグに入っている見慣れないモデルは今後市場に出てくる可能性が高い”ということを念頭において、使用クラブを逐一チェックするのも面白いだろう。

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