それでも、「今日は調子が悪かったけど、それなりに経験があるので、やりくりしてこの順位にいられると思う」とツアー選手としての経験が不調なショットをカバー。この日はティショットの半分をラフに打ち込んだが、「謙虚に、無理せず」対処してパーをセーブした。
「今日のショットの感じで威勢のいいことは言えないけど、良いポジションなので後半に勝負したい」。最終日はリャン・ウェンチョン(中国)、塚田好宣と共に最終組をプレーする山下。万全の状態とはいかなかったが、首位と1打差の好位置からツアー選手としての経験値を武器に悲願のツアー初優勝をもぎ取りにいく。