＜キヤノンオープン　初日◇4日◇戸塚カントリー倶楽部(7,191ヤード・パー72)＞

　神奈川県にある戸塚カントリー倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「キヤノンオープン」。09年大会覇者の池田勇太が“66”で回り、6アンダーで首位タイに立った。

遼、4位タイ発進につながった気持ちの“色”とは？

　INコースからスタートした池田は11番、12番と連続バーディを奪うと、後半4番までに6つのバーディを奪取。「後半は風が止まって色々考えてしまったことが、あと一つ伸びなかった要因かなと思う」と終盤はバーディを奪えなかったものの、今季初優勝へ向け上々のスタートを切った。

　この日のラウンドを「まあスコアは良かった。パターもまあまあ。セカンドもまあ良かった。すごく良いわけではないけどまあまあなゴルフだった。明日もまあまあ良さげな気もするし、今週はまあまあ良さげな気もする」と独特な言い回しで振り返った池田。グリーンコンディションを見てパターを変更したことも「悪くない判断だった」と好スコアを後押しした。

　「フジサンケイクラシック」から3試合連続2位など勝ちきれない試合が続いているが、「調子を持続できているので、今日みたいなゴルフができるんだろうし、この位置にはビックリしないでいる」と引き続き好調をアピール。この好スタートを最高の結果につなげることが出来るか。