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日本一ボギーを打たない男は、パー4の累計スコアが85打も向上【22男子スタッツ振り返り】

日本一ボギーを打たない男は、パー4の累計スコアが85打も向上【22男子スタッツ振り返り】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年12月19日 11時00分

比嘉一貴が初めてパーキープ率賞に輝いた
比嘉一貴が初めてパーキープ率賞に輝いた (撮影:ALBA)
今年の男子ツアーは20代の活躍が目立った。その証拠に「ジャパンゴルフツアー表彰式」で表彰された17部門のうち16個が初受賞。20代が15部門を制した。そんな1年をスタッツで振り返る。今回はパーキープ率部門。

身長158センチの賞金王 比嘉一貴のドライバースイング【連続写真】

パーキープ率とは、パーかそれより良いスコアを獲得する率のこと。歴代受賞者の顔ぶれを見ると、中嶋常幸、青木功、尾崎将司、尾崎直道、片山晋呉、松山英樹といった名手が並ぶ。そして、今年の日本一ボギーを打たない『パーキープ率賞』に輝いたのは賞金王の比嘉一貴。92ラウンド1656ホールをプレーして、パーかそれよりも良いスコアで上がったホールは1473ホールで、パーキープ率は88.949%を記録した。

比嘉の昨シーズンのパーキープ率は85.680%で12位、賞金ランキング13位だったことから、パーキープ率の向上が賞金王につながったという見方もできる。わずか3%と思うかもしれないが、4日間72ホールでは2.35スコアが良くなる。それが顕著に表れているのはパー4での累計スコアで、昨季は18オーバーで26位だったものが、今季は67アンダーで2位と85打も向上した。

パーキープ率2位以下の顔ぶれを見ても、稲森佑貴、星野陸也、桂川有人、時松隆光とトップ5は全員20代。それは1999年の日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足以降、初めてのことだった。

【2022年パーキープ率 トップ10】
1位:比嘉一貴   88.949%
2位:稲森佑貴   88.708%
3位:星野陸也   88.456%
4位:桂川有人   88.231%
5位:時松隆光   88.043%
6位:B・ケネディ  87.988%
7位:小平智    87.963%
8位:竹安俊也   87.478%
9位:今平周吾   87.440%
10位:谷原秀人   87.288%

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