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ベストを尽くして2位「蝉川選手はすごい」 岩崎亜久竜は初V逃すも賞金の繰り下がりにはニヤリ

ベストを尽くして2位「蝉川選手はすごい」 岩崎亜久竜は初V逃すも賞金の繰り下がりにはニヤリ

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年9月26日 08時30分

トップ10入り6回目の岩崎亜久竜は初Vが待たれる
トップ10入り6回目の岩崎亜久竜は初Vが待たれる (撮影:佐々木啓)
パナソニックオープン 最終日◇25日◇小野東洋ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7113ヤード・パー72>

今季バーディ率2位で攻撃的なゴルフが持ち味のプロ3年目の岩崎亜久竜は、優勝したアマチュアの蝉川泰果の攻めるゴルフに脱帽だった。首位と1打差の4位タイから出た岩崎は、ボギーなしの「66」で回りトータル21アンダーまで伸ばしながらも1打及ばず、2位に終わった。

史上6人目のアマVを遂げた蝉川泰果のスイング【連続写真】

1番ホールでバーディを奪った岩崎は、いきなり首位に並ぶと終始優勝争いを展開。一時は首位タイに4人が並ぶ大混戦も、蝉川が13番から5連続バーディで後続を引き離しにかかった。最後まで食らいついたのは1つ前の組で回っていた岩崎。14番、16番でバーディを奪ったが終わってみれば1打届かなかった。

見ている側は興奮するゲーム展開だったが、岩崎自身は「(会場内に)リーダーボードが少ないのもあって、全然ボードを見ている暇がなくて…」。いい位置でプレーをしていることは察していたが、18番で1.5メートルのパーパットを沈めて同伴者と握手をした後に、初めて自分の位置を確認できた。「俺、2位」。1つ後ろの組で回る蝉川が23アンダーまで伸ばしていることに気がついた。「シビアでめちゃくちゃ集中して入れたのに…」と苦笑い。

プロ3年目でレギュラーツアーフル参戦は今年が1年目。今季のドライビングディスタンスは301.84ヤードで5位。飛距離を活かした攻撃的なゴルフでトップ10入りはこれで6回目。初シードを早々に決めている。

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