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片山晋呉、比嘉一貴、稲森佑貴のお気に入り “デカマレット”なのに“浅重心”は何がいいの?

片山晋呉、比嘉一貴、稲森佑貴のお気に入り “デカマレット”なのに“浅重心”は何がいいの?

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年4月26日 11時30分

『ELEVEN』に長尺シャフトを組み合わせている片山は、「めちゃくちゃ気に入っている。挙動がよくてダウインスイングしやすい」と大絶賛。片山といえば、試合中でも日替わりでパターを換えることもしばしばだが、今年は『ELEVEN』を使い続けている。

■稲森佑貴は国内開幕戦で、深重心から浅重心に変更

稲森佑貴は『ELEVEN』を使う前は深重心の『ストロークラボTEN』を長く使用し、20年の「日本オープン」にもそれで勝ったが、今年の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」の3日目から浅重心の『ELEVEN』に変更。ここまで3試合で使用している。デカマレットの深重心と浅重心の違いを一番わかっているツアープロだ。

「前の『TEN』も悪くはなかったんですけど、ストロークが悪くなると後ろが重くて下がっちゃう。だからハンドファーストで打つ意識は必要でした。もうそれも含めて慣れちゃっていましたけどね。『ELEVEN』はウェートが前にあるので、自分が思い描いたラインにポンって出しやすい」と稲森は違いを語る。

さらに打感について、「『TEN』は打ったときの“乗り感”があまり感じられなかった。打感が軽く感じるんです。『ELEVEN』はしっかり喰いついて“乗り感”があるから『ちょっとショートしたかも』と思ったのがカップまで行ってくれる。直進性もこっちのほうが感じやすかったですね」という。

「本当に『ELEVEN』はすごく良いパターなんですよ。アマチュアにも絶対に良いと思うんだよな」と中島さんはしみじみ。市場では『ELEVEN』よりも、多くの女子プロが使う『TRI-HOT 5K』のほうがはるかに売れているのだ。『TRI-HOT 5K』の購入を検討している人は、となりに並んでいる『ELEVEN』も試しておいたほうがいいかもしれない。

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