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プロアマ問わず根強い人気 「ツノ型」パターが定番化した理由【ギア豆知識】

プロアマ問わず根強い人気 「ツノ型」パターが定番化した理由【ギア豆知識】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年2月25日 07時30分

パターでは、狙った方向に真っすぐ打てて、イメージした距離感を出せるのが理想だ。しかし、多くのパターにはどうしても得意・不得意がある。たとえばブレード型はイメージした距離感を出せる高いフィーリング性能が備わっているものの、狙った方向に真っすぐ打つという意味ではマレット型に劣ってしまう。

一方、「ツノ型」はどうだろう。

ヘッドのトゥとヒール側から後方に伸びた2本のツノによって、慣性モーメントが高まるので、当然ながら、真っすぐ打つという性能は高いレベルにある。その上で、重心がフェース側にあるため、ブレード型のようなフィーリング性能も備わっている。ジャンル的にはマレット型となる「ツノ型」だが、実はブレード型とマレット型の良いとこ取りをしたパターなのだ。

しかも、2本のツノがあることで、目標に対して真っすぐ構えやすくもなる。また、地味ではあるが、ヘッドをトゥ側から見ると、後方にかけて反り上がるような形状になっていて、理想的なアッパー軌道でインパクトしやすいこともメリットだと言えるだろう。パターとして欠点らしい欠点がないのが「ツノ型」の大きな特徴であり、パターの定番となった理由なのだ。

このように、万能的な性能を持つ「ツノ型」だが、自分に合ったモデルを選ぶにはネック形状に注目してほしい。最近では、よりブレードパターに近い感覚でストロークできる「ショートスラントネック」を採用するモデルも増えており、同じ「ツノ型」のヘッドだとしても振り心地に明確な違いが出るのだ。

簡易的に性能を見分けるには、シャフト部分を指などに乗せて、フェースの傾きをチェックするのがおすすめだ。いわゆるヘッドの「重心角」を見分ける方法だが、フェースが真上に近い方向を向いている(フェースバランス)なら、オートマ感が強くマレット的に使えるし、角度がついている(トゥヒールバランス)ならブレード的にストロークすることができるだろう。(文・田辺直喜)

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