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“新”アマチュア資格規則で考える、アマとプロの間の存在『ノンアマチュア』

“新”アマチュア資格規則で考える、アマとプロの間の存在『ノンアマチュア』

配信日時:2022年1月23日 08時00分

ライターY 「実際、一般ゴルファーがコンペで10万円以上の商品を手にすることだってあるわけだからね。そういう人はアマチュア資格がないからノンアマチュアになるわけだ」

記者S 「誤解してほしくないのは、アマチュア資格がないから悪なのではなく、アマチュア資格を失う行為をしながら、アマチュア資格規則を遵守している選手だけで戦う競技に出場することが悪なんです。身分や経歴を偽って出場するわけですから大問題になります。45歳のゴルファーが50歳といってシニア競技に出場するのと同じですよ」

ライターY 「ちなみに、一度アマチュア資格を失ってノンアマチュアになると、二度とアマチュア資格を手にすることはできないのだろうか?」

記者S 「アマチュアへの復帰申請を行えばアマチュア資格を得ることは可能です。昨年までの規則では、申請の手続きをしてから原則的に復帰するまで1年を要しましたが、今年からの規則では6カ月に変更されています」

ライターY 「アマチュア競技に出場したい人は、普段からアマチュア資格規則を破らないように気をつけろということだね」

記者S 「ただ、禁止事項を破ったからといって、その瞬間にアマチュア資格を失うわけではないそうです。JGAが違反についての調査などを行ったうえで、初めて裁定が下されますが、ルールの解釈が難しかったり、本人が関与しないところで規則違反に抵触する話が進んでいたなど、情状酌量により、資格を喪失しないケースもあります。違反者を見つけて、資格を失わせることが目的ではないんですよ。そこを誤解しないようにしたいですね」

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