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久常涼、史上4人目の10代優勝へ3差9位で残り18ホール 「あしたもアグレッシブなプレーを」

久常涼、史上4人目の10代優勝へ3差9位で残り18ホール 「あしたもアグレッシブなプレーを」

配信日時:2021年11月20日 18時29分

久常涼がアグレッシブに優勝を目指す!
久常涼がアグレッシブに優勝を目指す! (撮影:米山聡明)
ダンロップフェニックス 3日目◇20日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>

高卒1年目の19歳、久常涼は先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で4位タイに入り、レギュラーツアーの賞金シードを確定させた。そして今大会でも首位と3打差のトータル9アンダー・9位タイと、優勝を狙える位置で最終日を迎えることとなった。勝てば、石川遼、黄重坤(韓国)、松山英樹に続く、史上4人目の10代でのツアー優勝となる。

久常涼の300yキャリーするドライバーの秘密は「大きな荷物を持つ動作」【写真】

立ち上がりの7ホールで5つ伸ばして、首位に迫った久常だったが、折り返した10番ではグリーンの奥に外してボギー、11番パー3では池ポチャからダブルボギーと「悔いの残るプレーになっちゃった」と前半の勢いにブレーキ。それでもいまツアーでもっともホットな10代は引きづらない。「きょうも3つ伸ばすことができたので、あした最後頑張れればいい」と気持ちを切り替えている。

後半伸ばせなかった要因について聞かれると、「思ったところに球が出ていかなくて、良いショットをしたつもりが林だったり、池だったり…普段なら絶対しないようなミスが出ていたので、ちょっと自分でもわからないので、帰って寝ます」と深くは考えていない。

それでも「後半は少し、プレッシャーを感じたつもりはないいんですけど」と19歳のスーパールーキーは優勝争いの中で、いままでと違う何かを感じとった。だからといって、自分のスタイルを状況に合わせて変えられるほどの経験値はまだない。「僕自身はアグレッシブなプレーが持ち味。あしたもドライバーの飛距離やショットの精度で頑張っていければいい」と自分を貫くつもりだ。

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