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深堀圭一郎の“足底筋膜炎”、植竹希望の“腰痛”を改善させたインソールのチカラ

深堀圭一郎の“足底筋膜炎”、植竹希望の“腰痛”を改善させたインソールのチカラ

配信日時:2021年11月10日 18時20分

深堀圭一郎と植竹希望(撮影:福田文平、米山聡明)
深堀圭一郎と植竹希望(撮影:福田文平、米山聡明)
もっとゴルフやランニングがしたいのに、加齢とともに訪れる膝痛や腰痛をきっかけに、続けられなくなる人は多い。レギュラーツアー8勝の深堀圭一郎の選手人生は、足底筋膜炎との戦いだった。そんな深堀が今年7月の国内シニアツアー「北海道ブルックス MORE SURPRISE CUP」でシニア初優勝。05年の「ANAオープン」以来、実に16年ぶりのツアー勝利の陰には「もうちょっと早く出合いたかった」というインソールの存在があった。

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■深堀のインソールは親指部分が低く下がっている

足裏にある筋膜が炎症を起こし痛みを引き起こす足底筋膜炎は、ゴルフだけでなく、マラソンやテニス、長時間立ち仕事をする人にも発症する。深堀だけでなく、渋野日向子や近藤智弘も足裏の痛みに悩まされた。

深堀は2009年に足底筋膜炎の症状が悪化して、9月以降のすべての試合を欠場。翌10年に復帰したが11年には手術に踏み切った。「一番最初はカカトが痛かった。その後、骨の上に石灰が付着して、それを取らないと痛みが消えないと言われて手術した」。シーズン途中のおよそ4カ月間、再び欠場を余儀なくされた。

「手術してそこで完治。その後は、インソールを履いて指のトレーニングだったり、体のケアをすれば問題ないと言われた」と再発防止に努めてきた。そんな深堀が昨年、「もうこれなしでプレーするのは耐えられない」というインソールに出合った。義肢装具の部品や製品を作る総合メーカー、小原工業のインソールだった。

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