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出場資格1212位からシーズン3勝 19歳の“シンデレラボーイ”が男子ツアーに進撃!【久常涼インタビュー】

出場資格1212位からシーズン3勝 19歳の“シンデレラボーイ”が男子ツアーに進撃!【久常涼インタビュー】

配信日時:2021年9月29日 11時58分

――実際にプロを意識したのはいつ頃?
「中学生くらいには、これでやっていこうとは思っていました。ただ、思っていてもなれるかどうかは別なので、自分がどこまでできるのかという気持ちでやっていました。中学2年の時に初めてツアーに出場して、その時にこんな舞台でゴルフができるのはいいなと思ったのは、ある意味でプロを目指すきっかけだったのかもしれません」

■本当は、米国の大学に行きたかった “高卒プロ”を選んだ理由
――大学進学は考えなかった?
「日本の大学からもお話はいただいていたんですが、アメリカの大学に行きたかったんです。ただ、コロナの影響でそれも難しくなって、それでプロ転向を選びました」

――もともと海外志向が高かったんですか?
「ナショナルチームで、海外の試合を色々と経験させてもらったのが大きかったですね。ナショナルチームに入ることは自分の中でも目標だったので、そこでの経験は大きかったです」

――アマチュアタイトルには興味がない、と以前話していましたが?
「そうですね。興味がないというか、仮にアメリカに行けていたら、世界レベルの同世代の選手の中で戦えるわけですから、全米アマとかにも出たり、その中で戦えるようになれば必然的にPGAツアーも狙えるだろし、そういうゴルフに早くなりたかったというのはありました」

■QT1212位、“無職”からの快進撃 5年以内には米国へ
――今年は出場機会がほぼ期待できない状態だった。仮に太平洋チャレンジで3位に入れていなかったら、今の自分はどうなっていたか想像できますか?
「試合がなかったら今年のQTを頑張るしかないので、少し腐っていたかもしれませんね。昨年のQTを失敗した時は、本当に職が無い状態でどうしようかと思っていましたから、本当に1212位からのリベンジを達成できてよかったです。

――長い目で見たときの今後の目標を聞かせてください。
「来年シード権を確実に獲って、3年以内にレギュラーツアーで勝つというのはひとつの目標です。その頃にはPGAツアーも経験し、5年以内にはPGA ツアーを主戦場にできるようにしたいです。世界一の選手になれるような準備をしていきたいと思います」

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