プロコーチも絶賛 金谷拓実の最新ドライバースイング【連続写真】
その面々を導いてきたのが、2015年からナショナルチームのヘッドコーチを務めるガレス・ジョーンズ氏。就任時に感じた日本人選手のメンタリティについて聞いてみた。
■スイング作りよりも、スコアメイクのメンタリティを
「2015年の就任時、選手の行動、練習の様子や環境を観察した。その中で気づいたのが、ロングゲームが中心の練習になっていたということ。ドライビングレンジでの練習がメインで、ショートゲームの時間配分が少ない。
統計的には、100ヤード以内のショットがゲームの6割を占める。スイング作りのメンタリティよりも、スコアリングのメンタリティを植え付けるために、より強調してショートゲーム65%、ロングゲーム35%のコンセプトを話し始めた」
■就任当初、金谷をはじめ懐疑的だった選手たち
「ショートゲームとひとことで言っても、色々なクラブで打つ技術が必要になる。世界的に活躍するためには、国をまたいだコースコンディションに順応する技術の引き出しが必要。日本では58度のサンドウェッジを多用する傾向があるが、オーストラリアやイギリスでは、グリーン周りが硬く、ピッチエンドランや転がす球が必要。ハイブリッドや4番アイアンで打つ引き出しも持たないといけない。