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ダンロップフェニックスで日本ゴルフ界初の試み 自宅にいながら『リモートギャラリー』になれます!

ダンロップフェニックスで日本ゴルフ界初の試み 自宅にいながら『リモートギャラリー』になれます!

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2020年11月19日 12時30分

ダンロップフェニックス 初日◇19日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>

無観客で開催されている国内男子ツアーの「ダンロップフェニックス」。1番ホールのティイングエリア後方には、ギャラリースタンドならぬ、ギャラリービジョンが設置してある。これは、いつでもどこでも1番ホールの緊張感をオンラインミーティングアプリ『ZOOM』を使って味わうことができる日本ゴルフ界初の試みなのだ。

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『リモートギャラリー』と呼ばれるこのシステムは、無観客開催が続き、トーナメント観戦を心待ちにしてくれている「全国のゴルフファン」に向けて企画された。テレビ中継とは違うギャラリー参加型の新しい観戦スタイルとなっている。ダンロップフェニックスの公式ホームページから申し込むと誰でも参加することができる。大会では各日最大500名を予定している。

ティイングエリアの後方と斜め前方に設置された無人カメラで、参加者は自宅にいながらにして、ツアープロたちの迫力あるショットを見ることができる。選手たちは大型ビジョンに映し出されたモニターによって、ギャラリーがいる雰囲気を味わえるのだ。参加者たちはミュートになるため、選手がナイスショットをしても拍手や歓声を聞くことはできない。しかし表情や反応を楽しむことはできるのだ。

石川遼は1番ティイングエリアに立つと、後方のカメラに向かって笑顔で手を振る。すると大型ビジョンに映し出された『リモートギャラリー』たちも笑顔で手を振って応えていた。中には石川遼のネーム入りタオルを画面に掲げるファンも。3番ウッドでのティショットがフェアウェイに飛ぶと、無音ながら拍手で反応。石川はティイングエリアを下りる直前も後ろを振り向き、大きく手を振りながらアウトコースに飛び出していった。(文・下村耕平)

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