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8月の再開を目指す男子ツアー 立ちはだかる『入国問題』の壁

8月の再開を目指す男子ツアー 立ちはだかる『入国問題』の壁

配信日時:2020年6月18日 07時00分

選手会長として奔走する時松
選手会長として奔走する時松 (撮影:鈴木祥)
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は17日(水)に臨時理事会を開き、2020年と21年シーズンを統合することなどを決定した。現時点で、8月20日開幕の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」からの再開を目指しているが、再開への大きな壁となっているのが外国籍の選手への対応だ。

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臨時理事会後にオンラインで行われた記者会見では、ツアー再開の条件の一つとして『海外にいるツアーメンバーの入国制限が解除されていること』が挙げられた。20年シーズンを実施しないなど様々な方向から策を検討し、選手会でも外国人担当理事のスンス・ハン(米国)やブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)らの意見を聞きながら、話し合いが進められてきた。

今季からジャパンゴルフツアー選手会長に就任した時松隆光は、「どうしても海外の選手が来られない状況ですから、それを放置して日本人選手だけでやるのは公平ではない。この形が一番いいのではないかという話になりました」と語る。

セガサミーカップに先駆け、トーナメント外競技として「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」(7月9日〜10日)が行われる。同大会は本来、7月8日から12日の日程で日本初のプロアマ形式戦「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」として実施されるはずだったが、様々な状況を鑑みてツアー外競技としての開催が決まった。

これについては時松も「(大会を行って)盛り上げようと言ってくださるスポンサーさんもいらっしゃるので、とてもありがたいのですが、結局は海外選手の出場をどうするかという問題にいきつく」と、会長としては頭を悩ませる。

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