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“王道”の勝利を呼ぶ名門・輪厚、直近成績では日本3トップに期待 好調の新鋭タイ勢2人も注目【佐藤信人の優勝予想】

“王道”の勝利を呼ぶ名門・輪厚、直近成績では日本3トップに期待 好調の新鋭タイ勢2人も注目【佐藤信人の優勝予想】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2019年9月12日 07時16分

石川遼の連勝に韓国一の実力者の勝利。男子ツアー秋の陣もいよいよスタートするなか、今週は伝統の一戦「ANAオープン」が行われる。過去には尾崎将司中嶋常幸など、歴代チャンピオンには実力者がズラリ。そこで2000年次戦に活躍が期待できる選手を佐藤信人がピックアップ。ツアー9勝を誇り、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の広報担当理事を務める佐藤が挙げた優勝候補は?

現在賞金ランク1位 石川遼のドライバースイング【連続写真】

■選手も「好きなコース」上位の輪厚はどんな特徴?
尾崎将司の現役最後の勝利となった開催コース、札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース。ジャンボ尾崎が過去7勝。中嶋常幸が3勝と、王道のゴルフが大会を制してきた。そこで、2000年大会に輪厚コースを制した佐藤にコースの印象を聞いてみた。

「コースが持つ特徴として、グリーンが特に重かったり速かったりするわけでなく、いい意味で平均的に、言い換えれば、すごくフェアに仕上がっているコース。また洋芝なので、ラフからでも変にフライヤーをしない。野芝やコーライなど、日本によくあるほかの芝よりも計算がしやすいんです」

多くの選手が「好きなコース」と話す理由には、コースレイアウトも関係している。「極端なアップダウンがあるわけでもなく、ホール間のインターバルもあまりなく、ストレスなく回れるというのもあります」と佐藤。加えて、「何一つトリッキーな部分がない。ドツボにはまるというのが少ないコースだと思います」(佐藤)。

■王道のゴルフが輪厚を制する となれば3トップが順当?
実力どおりのゴルフができれば、自ずと好スコアが期待できる。よほどのトラブルにならない限り、スコアをまとめることができる、それが輪厚だ。

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