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男子ツアーの“放映権問題”は? 女子ツアーの騒動を受けて今後の見解を示す

男子ツアーの“放映権問題”は? 女子ツアーの騒動を受けて今後の見解を示す

配信日時:2018年12月21日 12時02分

JGTOとしてより一層慎重な対応が求められる
JGTOとしてより一層慎重な対応が求められる (撮影:ALBA)
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は20日(木)、都内で2019年シーズン日程発表会見を開いた。そのなかで、ゴルフ界をにぎわせている女子ツアーの放映権問題を受けて、男子ツアーについて今後の見解を示した。

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女子ツアーでは、これまで所在が不明だった放映権を日本女子プロゴルフ協会に帰属することを協会側が主張したことで、日本テレビ系列との対立に発展。この騒動を受けて、男子ツアーでは「これからどう管理・運用していくかをスポンサーの方々と議論を重ねて時間をかけて進めていきたい」と明かした。

JGTOの宇治重喜理事は、インターネットやDVDでの二次利用や、より魅力的なコンテンツづくりのために、将来的には映像の管理をJGTOで行いたいと考えている。たとえば、米ツアーが行っているような“今年のベストショット”を集めた番組を作ろうとした場合、現段階では各試合ごとに、主催者側から映像を買わなくてはならない。JGTOで映像管理を一括して行うことができれば、こうした映像コンテンツを作りやすくなるほか、インターネットやDVDなどの二次利用についても、より管理がしやすくなることが考えられる。

宇治理事は、「選手の肖像権がJGTOに帰属していることは、スポンサーの方々にも理解していただいている。現在はインターネットの時代に入り、二次利用の管理なども含めて今後どう管理・運用していくかを皆様と協議して、いい形で着地させたい」と見解を語った。女子ツアーでの騒動を受けて、今後JGTO側はどういった対応をしていくか、一層慎重な姿勢が求められそうだ。

また、会見では2019年の男子ツアーでは日亜ツアーの共同主管大会「レオパレス21ミャンマーオープン」と、国内最高額の優勝賞金5200万円を誇った「ISPSハンダマッチプレー選手権」が中止となることが発表された。

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