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アジア巧者・片岡大育に一日の長! グリーン適応で初日自己ベスト“67”

アジア巧者・片岡大育に一日の長! グリーン適応で初日自己ベスト“67”

所属 ALBA Net編集部
牧野 名雄 / Nao Makino

配信日時:2018年2月8日 20時30分

ISPS HANDA ワールドスーパー6パース 初日◇8日◇レイクカリーニャップCC(7,143ヤード・パー72)>

アジアでの豊富な経験が物をいった。欧州・アジア・オーストラリアの3ツアー共催大会「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」初日、今季、海外4戦目の片岡大育が5バーディ・ノーボギーの“67”をマーク。欧州ツアーにおける初日自己ベストをたたき出し、5アンダー・4位タイの好発進を決めた。

【スイング連続】FWキープ率上位の片岡大育は再現性の高い“小回り型”

初日にノーボギーで回り切ったのは156人中、片岡を含めわずか4人。真骨頂であるティショットの安定感に加え、この日はグリーン上でのタッチがさえわたった。「要所要所でいいショットがあって、パッティングの調子もずっといい」と、笑顔を見せた。

「アウトコースは新しく張り替えたみたいで、すごくきれいだけど、インコースはちょっと荒れているうえ、少し重い」というように、前半と後半ではグリーンの状態が様変わり。ある選手はインからアウトへの適応に失敗してスコアを落とし、別の選手はインの芝目を読み切れず下位に沈んだ。その中において片岡は、18ホール中9ホールで1パット。初体験のコース、グリーンへの対応力やマネジメント能力において、片岡に一日の長があった。

2011年からアジアンツアーを主戦場として各地を転戦。アジアのコースは難コンディション、とりわけグリーンはメンテナンスが行き届いていないことも多く、決して環境がいいとはいえない。その難コンディションに適応し、結果を出し続けたからこそ、片岡は3年間をシード選手として生き抜いた。世界を飛び回り、ゴルフに明け暮れた日々が、片岡の血となり肉となっている。
日程 2018年2月8日-2月11日賞金総額

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