DPワールド（欧州）ツアーの「ベットフレッド・ブリティッシュ・マスターズ」（5月5〜8日、イングランド）に出場するリー・ウェストトウッド（イングランド）が英国のスカイスポーツニュースのTVインタビューに応え、かねてから噂されていたグレッグ・ノーマン（オーストラリア）率いるサウジの新リーグ、リブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズの開幕戦への出場を希望し、米PGAツアー、DPワールド（欧州）ツアーに出場許可を求めていることを明かした。

原英莉花が光っている【大会写真】

その理由は…、「世界のトッププレーヤーを相手に、イングランドで戦う大きな機会だ」とウェストウッド。「僕はイングランドで母国のファンの前で戦うことが大好きだ。だからそういう機会があれば、僕は出場すべきだと考える」と話す。

DPワールド（欧州）ツアーのキース・ペリー会長は出場許可を求める選手に「将来、ライダーカップのキャプテンに選出されなくなる」と警告を発していたが、ウェストウッドは「それは欧州ツアーが決めることだ」と出場許可を出すことを躊躇（ちゅうちょ）しなかった。

「僕の考えには影響なかった。僕は個人事業主。自分のために働いているし、これが僕の仕事だ。自分にとっていいと思うことをしなければならない」と淡々と話した。

また新リーグにおける多額の賞金がサウジアラビアから支払われていることに関しては「他の多くのスポーツがサウジアラビアで開催されている。F1もボクシングも行われているし、欧州ツアーも昨年まで大会を行っていた。欧州ツアーのサウジアラビアでの大会に出場するのに、PGAツアーから許可をもらうのになんら問題はなかった」とした。