ロバート・ギャリガス（米国）がサウジの新リーグ、「リブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズ」の第1戦、6月9〜11日にイングランドのロンドン郊外、センチュリオンGCで開催される大会に出場するために、PGAツアーに「許可」を求めたと、米ゴルフウィーク誌など複数のメディアが伝えている。

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PGAツアーメンバーは、ツアー競技が開催されている同週に、他のツアー競技に出場する場合はPGAツアーからの「許可」が義務付けられている。これは大会の第1ラウンド開始の45日以上前に申請が必要。つまり新リーグの開幕戦に出場したい選手は4月25日が申請締め切りとなる。また許可されるかは大会が始まる30日前、5月10日までに確定する。

44歳のギャリガスは米アイダホ州出身。2010年に「チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシック」でツアー1勝を挙げている。現在はPGAツアーのフルシード権がなく、昨季は下部のコーンフェリー・ツアーを中心に戦った。13年以降のメジャー大会への出場はなく、21-22年シーズンはPGAツアーで4大会に出場し2月の「AT＆Tペブルビーチ・プロアマ」で16位に入ったのが最高位。

関係者によると今のところツアーに許可を求めたのはギャリガス一人だが、これから続く選手が登場するとゴルフウィーク誌は伝えている。

PGAツアーは本件に関してはコメントせず、またガリガスのエージェントも同じくノーコメントだった。