使うだけでアプローチ上手に!?　ギュギュッと止まる最新『ウレタンカバーボール』

スコアにこだわるならボールは「ウレタンカバー」のツアーモデルがオススメだ。特にソフトなモデルはフェースに喰い付く心地良い打感で、プロのようなアプローチスピンがかかり、ショートゲームの質が一気に向上する。取材協力／ブリック＆ウッドクラブ　撮影／高橋淳司　構成／田辺直喜

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配信日時：2025年4月24日 00時00分

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ソフトタイプの最新『ウレタンカバーボール』をコースで打って性能をテストした

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最新『ウレタンカバーボール』全5モデルをさまざまなクラブで性能テスト

今回はさまざまなメーカーから発売されている『ウレタンカバーボール』全5モデルを用意。フルショット時の飛距離性能や操作性、アプローチの球質や打感などのフィーリングを細かく調査し、評価を行った。テストを行ったのは以下の2名。

■追分浩一（左）

ショップ店員を経験したティーチングプロ

おいわけ・こういち／1974年生まれ、東京都出身。ティーチングプロ資格を持ちながら、大手ゴルフショップの販売員を8年経験。パターロボを自作するなど、独自の視点でゴルフを研究する。

■田辺直喜（右）

QT出場経験を持つゴルフライター

たなべ・なおき／1985年生まれ。JGTOのQTに出場するなど、プロゴルファーを目指した経験を持つゴルフライター。レッスンやギアなど、ゴルフに関する知識は豊富。

今回の評価項目
１：飛距離性能

反発性能や直進性など、フルショットしたときに飛距離を出しやすいかどうか

２：操作性

フルショット時のスピンの入りやすさなど、弾道を自在に操作できるかどうか

３：アプローチ高さ

小さい振り幅のアプローチにおける打ち出し角の高さを5段階で評価

４：アプローチスピン

小さい振り幅のアプローチにおけるスピンの入りやすさを5段階で評価

５：打感（フルショット）

ドライバーやアイアンでフルショットしたときの打感のしっかり度を5段階で評価

６：打感（ショートゲーム）

ウェッジやパターなど、ショートゲーム時の打感のしっかり度を5段階で評価

今回はソフトタイプのボールで比較を実施。アプローチの球質にモデルごとの違いが出ていた

ショートゲーム重視ならソフトタイプがオススメ

ウレタンカバーのボールは同じシリーズでも、硬さを変えた複数のモデルが用意されていることが多い。その中でショートゲームにおける使いやすさを重視するならソフトなモデルを選ぶのがオススメだ。

「ボール全体のコンプレッションを軟らかく設計したソフトなウレタンカバーボールは、小さな振り幅のアプローチでもフェースにしっかり乗って、強烈なスピンが入ってくれます。ただし、その中でボールの打ち出される高さやスピン量にモデルごとの違いがあります。とにかく止めるのか、少しランを入れて足を使うかなど、好みに合わせて選んでほしいと思います。今回はソフトなタイプの5モデルの弾道傾向を細かくチェックして評価しましたので、ぜひ自分のイメージに合うウレタンカバーボールを見つけて、スコアアップに役立ててください」（追分）